ウクライナ戦時国債を買ってみた(その1)

 ウクライナ戦時国債を買ってみた(その1)

 

※注意!ウクライナ戦時国債には元本割れのリスク、フリヴニャ・ドル・ユーロの為替リスクがあります。口座の申込・送金・投資は自己責任で行ってください※

※筆者はウクライナ戦時国債を購入しましたが、償還後に日本の口座に送金できるかは確認していません。多額の送金手数料がかかる、または送金できない可能性があります※

 

 さて、ウクライナ政府が国債を直接オンラインで売っているわけではないので、仲介してくれる銀行や証券会社に口座を開かないといけません。

 

 ウクライナ戦時国債の案内:https://vnesok.nssmc.gov.ua/en/

 

 リンク先のページの下の方にリストがあります。証券会社により買う時の最低金額が違いますが、最安で1000フリヴニャ (4000円くらい)からです。

 私は英語ページが一番おしゃれなICUを選ぶことにしました。

 https://online.icu/en/investments/#step1

 上のリンクから口座を開くための手続きができます。

 

 ウクライナに住んでいない人は”Non-resident of Ukraine”の下の”Registration”をクリック

 

 登録するための電話番号とメールアドレスを入力します。2段階認証に使うためSMSが受け取れる電話番号が必要です。例えば電話番号が090-1234-5678なら819012345678と入力します。入力したら”Registration”をクリック。

 

 メールで届いた認証コードを入力して”Confirm”をクリック。

 

 SMSに届いた認証コードを入力して”Confirm”をクリック。

 

 登録したいパスワードを入力しアンケートに答えて”Register”をクリック。

 

 英語で欄を埋めてねというメッセージが出るので”Confirm”をクリック。

 

 名前、生年月日、生まれた都市名を入力します。ミドルネームは何も入れなくていいです。”I have my country TIN”のボックスにチェックを入れマイナンバーとマイナンバーカード(の多分裏面)の写真をアップロードします。私はここにチェックを入れずに進んでしまったためあとでメールでマイナンバーを聞かれました。


 パスポートの情報を入力します。Document typeでPassport of a citizen for going abroadを選び、Series (パスポートの型のこと?)、パスポート番号、発行日と有効期限、発行者(Ministry of Foreign Affairs of Japan)を入力し、パスポートの写真とパスポートを持った自撮りをアップロードします。すべて入れたら”Continue”をクリック。


 住所を入力します。登録上の住所と住んでいる住所が同じなら上の欄を埋めた後”Current address matches the address of registration”のボックスをチェックして”Continue”をクリック。

 

 取引に使う日本の銀行口座と扱う通貨を入力します。”Account Currency”はドルかユーロを選び、”IBAN/Client account number”に口座番号を書き、銀行名とキャッシュカードの番号を入力し、口座番号がわかる通帳の写真かネットバンキングのスクリーンショットをアップロードします。”SWIFT/BIC code”は空欄です。すべて入力したら”Continue”をクリック。


 アメリカ関係の質問をされます。上から「アメリカ市民か?」「アメリカ永住権(グリーンカードなど)を持っているか?」「アメリカ生まれか?」「アメリカに住居か連絡できる住所があるか?」「投資か貯蓄のためのアメリカの口座への口座振替があるか?」。答えて”Continue”をクリック。

 

 取引の目的と様態(一回限りか永続的か)を聞かれます。普通はデフォルトのままで問題ないと思います。”Sign and confirm you have filled the questionnaire personally”をクリックして手続きは終了です。

 

 手続きが終了したというメールが届くまでしばらくかかります。筆者の場合2週間ほどでした。

(その2につづく)