ウクライナ戦時国債を買ってみた(その3)

 ウクライナ戦時国債を買ってみた(その3)

 

※注意!ウクライナ戦時国債には元本割れのリスク、フリヴニャ・ドル・ユーロの為替リスクがあります。口座の申込・送金・投資は自己責任で行ってください※

※筆者はウクライナ戦時国債を購入しましたが、償還後に日本の口座に送金できるかは確認していません。多額の送金手数料がかかる、または送金できない可能性があります※

 

 戦時国債を買うために作った口座に送金しなければなりませんが、ご存じの方も多いように海外送金は厄介です。なにせ送金元の日本の銀行に2000円以上手数料を取られるうえ、中継銀行(コルレス銀行)の手数料は送ってみないとわかりません。100万円くらい寄付のつもりで送金できる方はいいですが、私はそんなにお金がないので1万円送金して半分手数料に取られるくらいなら最初からウクライナ大使館に寄付として振り込む方がマシでしょう。

 そこでWise (旧TransferWise)を使って送金できるかICUに問い合わせたところ、もちろん!とのことだったのでこちらを使うことにしました。結論から言えば1-4%ほどの手数料で送金できました。

https://wise.com/

 

 さて、 送金先の口座番号ですがICUのマイページにあります。

  "Assets">"Deposit funds">"Deposit funds in USD"をクリックすると送金に必要な情報が開きます。


 "Beneficiary Bank name"以下、特に一番下の"Bank Account IBAN of beneficiary"と"Details of payment"が重要になります。
 

 まずWiseのアカウントを作り、マイページを開いて「送金する」をクリックします。

 

 「受取人を追加する」をクリック

 

 

 ドルまたはユーロを選びます。どちらで送金してもICUフリヴニャに自動的に両替するので、手数料が安い方でいいでしょう。受取人は「法人・団体」を選びます。

 

 "SWIFT"タブを選びBeneficiaryの名前・IBAN・SWIFT・住所をコピペします。

 

 

 金額を入力すると手数料が表示されます。

 

 取引の目的を選択します。

 

 送金内容を確認します。ここでページの一番下の備考欄にICUのマイページの"Details of payment"の内容をコピペします。


  諸々の注意事項が出てきます。

 

 振込方法を選んで送金すると終了です。3営業日ほどでICUの口座に反映されます。

(その4につづく)